
「北海道の森」
■北海道の雄大さについて、お褒めの言葉をいただきました。
あるメールでは山林の売買についてご質問を受けました。
北海道の森の中で生活したいとのことです。
私は自分のブログの中で、とても綺麗な雑木林を紹介して
います。でも、最初からそうだったわけではありません。
北海道の原野ではたいていが笹野原になっています。とても
太い茎で、1回の草刈では処置できないほどです。
上の写真は手付かずの状態の原野でした。土は湧水でぬかるみ
笹が生い茂っていました。ブルドーザで処置したかったの
ですが、走ると必ず埋まるので、最初は手で側溝を掘りました。

■次第に水の流れが整理され、少なくても乾いている部分が
でてきました。この部分ならブルドーザが通れると判断して
一気にスピードを上げ、ぬかるみを走破して小山の上に上げ
した。それからは、笹をブルの排土板で削り、平らに仕上げ
ました。

■これが最近のこの部分の写真です。ぬかるみを逆に堀さげ
池にしました。このおかげで、蚊が発生しなくなり、蛙や
サンショウウオがたくさん増えるようになりました。
ここの部分をベースにしてさらに、この奥を開削しています。
赤い△の部分は同じ木の場所を示しています。
ここにくるまで構想から10年はかかっています。
今では、笹がなくなったので、鳥が地面に降りて虫を探して
います。リスも走りまわっています。
夕方になると木の陰から、鹿がこちらを伺っているときすら
あります。
動物たちと一緒に豊かな自然を楽しむことができます。でも、
こうなるには人手では到底、無理なことです。
これでも、たぶん自分の土地のの9割は手付かずの状態に
なっています。もちろん週末のみの仕事ですし、家庭菜園も
あるので、仕事ははかどりません。
私は機械を持っているからできるのです。もし、あなたが
こういうのを望むなら、機械について興味をもたないとなり
ません。何事も、それなりの時間と労力がいるのです。
北海道には雄大な自然がありますが、その素材があるに過ぎま
せん。自分が開削をしないと、何も生まれてきません。
初めから、綺麗な雑木林があるわけではありません。
意外と大変なものなのです。